解決!朝の支度が遅い子どもが自ら動く簡単ルール

朝の食卓 子育て

「早くして!」

「まだ着替えてないの?」
そんな言葉が、いつの間にか私の朝の定番セリフに。

子どもがなかなか支度を進めてくれないと、出かける前から親はイライラ…。多くの家庭で共通する悩みですよね。

でも実は、子どもが自分から動き出す仕組みをつくると、朝の支度は驚くほどスムーズになります。

わが家でも簡単なルールを取り入れたことで、こんな変化がありました。

  1. いつもより10分早く家を出られるようになった
  2. 子どもが時間を気にして自分から行動するようになった
  3. イライラすることが減った

この記事では、忙しい朝に役立つ「子どもが自ら動く簡単ルール」を、実体験をもとに詳しくご紹介します。
朝の支度が遅くて困っている方、保育園や幼稚園の準備をもっと時短したい方は必見!
イライラを減らして、笑顔で一日をスタートさせましょう。

子どもの朝の支度をスムーズにする「10分前ルール」

わが家では、「朝の支度をいつもより10分前に終わらせたら“ーナスタイム”」 という仕組みを取り入れています。

ボーナスタイム」とは、保育園までの道を少し遠回りして、子どもの好きなルートで登園できる時間のこと。
たったそれだけですが、子どもにとっては大きな楽しみになり、「早く支度を終えたい!」という気持ちを自然と引き出せました。

また、身支度だけでなく、10分前に終わらせられるように、早く起きてくれるようになったのも嬉しい効果!

準備そのものを「義務」から「楽しみにつながる行動」に変えることで、子どものやる気がぐんとアップします!

朝の支度がスムーズになる「10分前ルール」の実践方法

1.朝起きたら、家を出る時間を一緒に確認する
「いつも8時に出ているから、今日は10分前の7時50分に出よう」と声をかけ、時計で実際に確認します。

2.“ボーナスタイム”の内容を一緒に確認する
「いつもより10分前に準備ができたら、保育園まで好きなルートで行こう」など、子どもにとって嬉しいお楽しみを設定します。

3.一緒に準備を進める
・まだ、順序立てて準備ができない子は「次はお着替えだね」など声かけをしながら一緒に準備を進めていきます。
・途中で「今何時かな?」「あと5分だね」と進捗を確認することで、子どもが時間を意識できるようになります。最近では息子から「ママ、もう時間になるよ!」と指導が入るようになりました。

4.目標達成を一緒に喜ぶ
実際に10分早く準備ができたら「やったね!身支度一生懸命頑張ったから達成だできたね!」と頑張ったことを褒めて一緒に喜びます。

5.ボーナスタイムを一緒に楽しむ
ちょっと遠回りのお散歩やお気に入りの道を歩くなど、子どもと特別な時間を過ごします。

朝の支度をスムーズにするためのポイントと注意点

  • 時間を確認する時計は、視覚的に時間を認識しやすいよう、デジタルよりアナログ時計(針時計)がオススメ。
  • ボーナスタイムの内容は、できるだけ外でできるちょっとした体験を一緒に考える。
    (お子さんの性格に合わせて内容を変えるとより効果的!)
  • 朝の身支度は、子ども以上に大人が一生懸命に取り組む。すると、子どもも触発されて、真剣に朝の身支度に取り組むようになります。
  • 時間がない時、子どもが乗り気にならない時は、無理にルールを押し付けない

大切なのは「楽しく支度をする仕組み」なので、失敗しても「今日は仕方ないね、また明日やってみよう」と切り替えることも大切!

番外編|早く出られない日の対処法

どんなに工夫しても、朝は予想外のことが起きるもの。
そんな日は、10分前ルールはいったん諦めて、別の“やる気スイッチ”に切り替えましょう。

ー切り替えアイデア例ー

  1. どっちが早く着替えられるか競争!
     子どもは勝負ごとが大好き。
     「ママ(パパ)と勝負だよ!」と声をかけると、遊び感覚で素早く身支度してくれることがあります。
  2. タイマーを使って“ゲーム化”
     「よーいスタート!」とタイマーをセットして、ゴールまでにクリアできるか挑戦。
     達成したら「やったね!」と大げさに喜んであげると、子どもの達成感も倍増します。
  3. お気に入りの曲を“準備BGM”にする
     着替えや片付けの間に、子どもの好きな歌を流して「この曲が終わるまでに準備しよう!」と伝えると、テンションが上がってスムーズに進むことも。
  4. 準備が終わったら選べるごほうび
     「靴下まで履けたら、保育園に行くときの帽子を自分で選んでいいよ」など、ちょっとした選択肢を与えると自分から動きやすくなります。

まとめ

朝の支度がスムーズに進まないのは、多くの子育て家庭の共通の悩みです。
「早くして!」と繰り返しても逆効果になってしまうこともありますよね。

今回ご紹介した「10分前ルール」を取り入れることで、朝の支度がグッと楽になります。

  • いつもより10分早く家を出られるようにな
  • 子どもが時間を気にして自分から行動するようにな
  • 朝イライラすることが減

もちろん、毎日うまくいくとは限りません。
そんな時は焦らず、臨機応変に別の工夫を取り入れてみるのもおすすめです。
ぜひ、ご家庭でも「子どもが自ら動く仕組みづくり」を取り入れて、忙しい朝を“笑顔でスタート”させましょう!

子どもと母親が手を繋いで歩いている
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