朝は、朝食、保育園の準備・身支度、そして自分の仕事の準備と、限られた時間の中でやることが重なり合う、まさに時間との勝負。
そんな忙しい時間帯に息子から
「ママ、今日保育園行きたくない」
と言われたら――。
実際、保育園の行き渋りは多くの家庭で見られるもので、原因や状況はさまざまです。
わが家ではこうした場面に備えて、「保育園に行きたくない」と言われたときのためのフローをあらかじめまとめています。このフローに沿うことで、子どもの状況に合わせながら、落ち着いてスムーズに対応できるようになります。
行き渋りへの対応に迷ったとき、少しでも安心して朝を迎えるためのヒントになれば幸いです。
我が家の行き渋り対応フロー
1.気持ちを受け止める
朝の「行きたくない」という言葉は、子どもにとって大きな気持ちの表れです。
とにもかくにもまずは
「行きたくないんだね」
と否定せずに気持ちを受け止めるところから始めます。
気持ちを受け止めるだけで、子どもの表情が少し和らぐことがあります。
この一歩が、その後の対応をスムーズにしてくれる大切なポイントになっています。

2.フィジカル面(体調)の確認
行き渋りは、体調不良のサインとして表れることがあります。
そのため、まずは体温測定。その他、頭やお腹の痛みがないか等風邪症状がないか体調確認をしていきます。
- 体調不良の場合
→ 仕事の調整をしつつ、保育園を休む準備、(必要時)病院予約をしていきます。 - 体調不良でない場合
→ 次のステップである「メンタル面の確認」へ進みます。
3.メンタル面の確認
発熱がなければ、なぜ行きたくないのか気持ちの部分を確認していきます。
子どもの言葉を急かさず、短い言葉でもそのまま受け取るようにしています。
保育園での重大なトラブルがあったと言う場合
(例:いじめなど)
- 保育園の準備などをいったん中断する
- 仕事の調整を行う
- 落ち着いて話を聞き、状況を把握する
- 必要に応じて対策を検討する
これまで経験はないですが、もしこのようなことがあった場合は、時間をしっかり確保し、子どもと丁寧に向き合い対応策を考えていきたいです。
保育園で嫌なこと、少し不安な出来事がある場合
(例:友達と喧嘩した、気が進まない行事があるなど)
- 準備を進めながら、子どもの嫌な気持ち・不安な気持ちをしっかり聴き寄り添う
- 不安な気持ちがある時は、解決策を一緒に考えたり、子どもを抱きしめたり不安軽減に努める
- 気持ちが切り替え始められたら、通常のルーチンに戻していく
特に理由がはっきりしない、大きな問題がない場合
なんとなく気分がのらなかったり、ただ眠くて動きたくない(保育園に行きたくない)という日もあります。
その場合は、
- 通常通り準備を進める
- 話題を変えて気分転換を図る
- ゲーム感覚で身支度ができるようにする
など、親側が雰囲気作りを工夫しながら、気持ちが切り替えられるようにしています。
まだうまく理由を話せず、すぐには行き渋りの原因が分からないこともあります。そんなときは、前日の様子にヒントが隠れていることがあります。
・帰宅後の表情はどうだったか
・いつもと違う行動はなかったか
朝の行き渋りの背景に関係する出来事がなかったか、前日の様子を思い返しながら確認します。

4.(必要時)保育園の先生と連携・相談
行き渋りが一時的なものであれば家庭内の対応で様子を見ることもありますが、数日続く場合や、子どもの様子に変化を感じたときは、保育園の先生にも相談するようにします。
家庭での様子を共有する
- 朝どのように「行きたくない」と言っているか
- 泣く・黙るなどの反応
- 体調面の変化がないか
といった家庭での様子を簡単に伝えます。
これだけでも、先生が園での様子を見る際の参考になります。
園での様子を教えてもらう
- 日中の表情
- 友だちとの関わり
- 活動中の様子
を教えてもらうことで、「園では落ち着いて過ごしている」「特定の場面で不安そう」など、状況を客観的に把握することができます。
対応の方向性をそろえる
- 朝の声かけの仕方
- 登園時の引き渡し方法
- 園でのフォローの仕方
などを必要に応じて相談し、家庭と保育園でできるだけ同じ対応ができるようにします。
親だけで抱え込まず、園と情報を共有することで、子どもにとっても安心できる環境を整えやすくなります。

5.帰宅後のフォロー
朝に行き渋りがあった日は、登園後や帰宅後の関わり方も大切にします。
無理に聞き出さない
帰宅してすぐに詳しく聞こうとすると、子どもが話したくないこともあります。
- 夕食の時間
- お風呂の時間
- 寝る前
など、リラックスしているタイミングで自然に声をかけるようにしています。
頑張ったことを認める
たとえ泣きながらの登園だったとしても、園に行けたこと自体が子どもにとっては大きな頑張りです。
- 「ちゃんと行けたね」
- 「朝大変だったけど頑張ったね」
と、できたことを具体的に伝えて褒めるようにします。
生活リズムを整える
睡眠不足や疲れが続くと、翌朝の行き渋りにつながることもあります。
- 早めに寝る
- 朝食をしっかりとる
- 休日も生活リズムを大きく崩さない
といった基本的な生活習慣も意識します。
こうした帰宅後の関わりを続けることで、翌朝の気持ちが少しでも楽になるように心がけています。

まとめ
朝の「保育園行きたくない」という言葉は、子どもの気持ちや体調、環境など、さまざまな要因が重なって出てくるものです。忙しい朝ほど親も焦りがちですが、落ち着いて対応していくことが大切だと感じています。
そんなときに対応のフローがあれば、朝の判断がしやすくなり、親自身の気持ちにも余裕が生まれます。
行き渋りに悩むご家庭の朝が、少しでも穏やかにスタートできますように。

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